遺言執行者が親族から感謝された理由

遺言執行者とは・・・

相続財産の管理、遺言の執行に必要な一切の行為

をすることができる人のことです。


遺言書を作成する際に遺言執行者を指定し、遺言書に遺しておきます。

遺言執行者には、相続人はもちろん、私のような遺言書作成に携わった専門家を指定することができます。


1.遺言執行者として専門家に依頼するメリット・デメリットとは?


・メリット


遺言書に遺された遺言内容を円滑かつ確実に執行できる


そもそも遺言書がない場合はどうなるのでしょう?

遺言が遺されていない場合、「遺産分割協議書」作成が必要となります。

金融機関によっては遺産分割協議書がなくても手続き可能なケースもありますが、

その場合でも相続人全員による「相続届出書」の提出が求められます。

どちらの場合でも、全員の自書、実印の押印、印鑑登録証明書の提出が求められます。

さらには、亡くなられた方の「出生から死亡まで」の連続した戸籍の提出も必要です。


考えただけでも大変そうです…。

というか、実際に大変です。

いくつかの金融機関に預貯金を残されていた場合、その都度必要です…。


上記のような大変な手続きが「遺言書」と「遺言執行者の指定」によって解決されます。


・デメリット


報酬が発生する(専門家に依頼した場合)


相続人が遺言執行者になる場合には報酬が発生することは少ないと思います。

しかし、私のような専門家に依頼した場合、「報酬」が発生します。

ちなみに「報酬」については、

・あらかじめ遺言書で決めておく

・相続人と話し合いのうえ決定する

・遺言執行者が家庭裁判所に報酬付与の申立てを行って決めてもらう

があります。


遺言書があるだけで簡単にいろいろな手続きが完了するわけではありません。

専門家にお願いすることをおすすめします。


2.親族から感謝された理由


やはり「円滑かつ確実に」遺言執行が完了したからではないでしょうか。


ご親族の方からはこう言われました。

「金融機関の手続きや司法書士の先生との間で調整していただいてありがとうございました。」

「必要な書類を揃えることだけでも大変そうで、自分達では出来なかった。」

「できたとしても時間がかかっただろう」

「お任せして良かったです。ありがとうございました。」


報酬をいただき、感謝の言葉まで…。

遺言書作成の時からお手伝いさせていただいたので余計に報われました。


相続に関する書類を正確にそろえることは手間と時間がかかります。

確かに、専門家に依頼すると報酬が発生します。

それでも、亡くなられた方を偲ぶ間もなく相続手続きに忙殺されるのは…。

相続に関する手続きには時間がありません。

遺言執行のみでなく、遺言書が遺されていない相続手続きにおいても上手く専門家の力を利用していただければと思います。


3.最後に…

よしむら行政書士事務所では、公正証書遺言をおすすめしています。

公正証書遺言の作成の中には、「相続人調査」「相続財産目録作成」も含みます。

そのため、執行のために必要な戸籍収集に必要な時間が短縮できます。

また、相続財産に不動産が含まれる場合、相続登記に必要となる「除票(亡くなられたこと表す住民票)」や相続を受けられる方の「住民票」、固定資産税評価証明書なども併せて取得し、提携司法書士に引き継ぎます。

相続税の申告が必要なケースも同様に提携税理士に引き継ぎます。


遺言書は円滑かつ確実に執行されることが大切です。


「終活」「遺言書作成」をお考えの方

「すでに発生している相続」でお悩みの方

お気軽にご相談ください。



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