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戸籍が間違っていたら
今日は「戸籍」の記載が間違っていたら、がテーマです。
「戸籍」といえば、私たちの出生から現在(亡くなるまで)を記したものです。
いわば、「存在の証」と言っても過言ではないでしょう。
そんな大切な戸籍の記載に誤りがあることがあります。
例えば、
生年月日が間違っている
続柄が間違っている
親の名前が間違っている
番地が間違っている
などなど
そんな時はどうなるのでしょうか?
・なぜ戸籍の間違いが起こるのか
考えられる原因は大きく2つです。
①戸籍の届出の際に間違えてしまった(届出人のミス)
届出の際に届出の書類を書き間違えてしまうケースが考えられます。
②戸籍作成の際の記載、入力を間違えてしまった(市町村側のミス)
戸籍に記載、入力する際のミスです。
どちらもあってはならないですが、人間のやることですので起こり得ます。
・間違いはどうなるのか
そのままでは具合が悪いですよね。
相続手続きなどが進められない、正しくなったものを提出することを求められます。
そのため、訂正しなくてはなりません。
なぜ間違いが起こったのかの原因によって訂正手続きが変わります。
①届出人のミスや市町村側のミスでない場合
家庭裁判所の許可を得て、戸籍の訂正を申請することができます。
家庭裁判所の審判後、1か月以内に間違った戸籍とともに申請します。
②市町村側のミスの場合
市町村長が管轄の法務局長等の許可を得て戸籍の訂正を行います。
間違いを見つけた場合、まずは市町村の市民課(住民票や戸籍を発行してくれる窓口)
に問い合わせてみましょう。
どちらの場合も正確な戸籍が揃うまでにさらに時間がかかることになりますね…。
実際に、私も遭遇しています。
最近は、市町村側が発行の段階でミスに気付きました。
そのため、「訂正して正しいのを発行したいので時間がかかる」との連絡をいただきました。
お客様に事情を説明したところご理解いただけたので良かったですが。
